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 ■サークル活動



 ■東雄句会

2018東雄句会

10月句会(投句)より

鳥除けの黒布はためく棚田稲架     千舟

突発の帯状疱疹秋暑し    善朗

名月に団子を供へ眺めけり     禮泉

澄む秋や老若憩ふ河川敷    耿甫

幕切れの詩吟の余韻秋まつり    一灯

冬瓜を抱え来婆の力かな    菫

秋澄むや楢の葉鳴らす庭の風     秦山

夕映えや淡きピンクの秋薔薇    ざぼん

廃屋の庭の秋桜貰ひけり    陽一

宴果てひとりひとりの秋の暮    趣泉

穂芒や風吹きかへし修羅の髪    素風

10月20日秋晴れのもと六義園にて吟行でした。
作り上げられた名園では俳句は生れにくいのですが
それでも、わずかな野趣味と秋の気配を探すように感じながらの吟行でした。
添付写真は錦木(ニシキギ)です。
花言葉は「危険な遊び」でした…。
際立つ紅葉の彩にシャッターをきりました。 heba(#^0^#)/ne  素風

9月句会(投句)より

堂縁や焚かるるままの蚊遣香    千舟

重陽やこの日結ばれ共白髪    善朗

眼にむくげ耳にバッハの喫茶店    禮泉

流れくる胡弓の調べ風の盆   耿甫

金農の秋田滾らせ吾亦紅     一灯

日のぬくみ残す夕空いわし雲    菫

草刈を終えて畑隅土の山    秦山

夕日浴び真っ赤に映えて百日紅    三奏

のけ反りて校歌を歌う球児汗    ざぼん

爺婆のテニススクール風や秋    陽一

白壁に沿うて鶏頭色深し     趣泉

遠花火頭の隅の過去のこと    素風

添付写真は「海紅豆カイコウズ」「梯梧デイゴ」「アメリカデイゴ」
皆様には、どれかお馴染みの呼び名があるかとおもいます。
「波利質多羅樹ハリシュッタラズ」この呼び方も同じ花です。
ちなみに仏典に登場する花で天上界の花とされているそうです。
※夏の花ですが、10月というのに汗ばむ日もあります…ハリシュッタラズは
もう少しばかりこの世に咲いていそうです。Heba(#^0^#)/ne   素風

8月句会(投句)より

古代蓮咲きつぐ沼の浄土めく     千舟

敗戦日泣きつ下校の吾でありし    善朗

爽やかに目覚めし朝や今日も無事     禮泉

鬱蒼と中州の茂り川流る     耿甫

枝豆や妻と向き合ふ一つ盛り     一灯

ワインの香切子のグラス夏星座     菫

蜉蝣(かげろふ)の窓に張り付き山の朝    秦山

神楽坂三味の音聞こゆ夏の夕     三奏

夕仕度突然窓に蝉の来る    ざぼん

板前の前掛け汚れ土用の日    陽一

日射し背に農夫水やる胡麻の花   趣泉

遺されし者つつがなく盆支度     素風

 日本列島は大きな災害に傷ついて、TVニュースは容赦なくその様子を流しています。
 平成最後の夏は命にかかわるほどの熱暑となり、洪水の土砂に生活が奪われ、台風に車が軽々と飛ばされ、この度は震度7の北海道の地震です。
この天変地異の鎮まるのを祈らずにおられません。

    *****

 添付の写真は郁子(むべ)の実です。11月頃に赤紫色に熟し食べられます。
通草(あけび)の仲間です。
別名「伝説の霊果」とよばれ不老長寿の果実だそうです。天智天皇がほんのりあまいこの実を食し「むべなるかな・・・」とひと言。これがそのまま名前になったとか。

  heba(#^0^#)/ne    素風

7月句会(投句)より

 手をのべて螢追ふ子のどんぐり目    千舟

 焼酎の季語を知るやと下戸の問ふ     善朗

 音もなく庭石濡らす戻り梅雨       禮泉

 藍の斑の清らに著莪は咲きにけり   耿甫

 陽に晒す朝裏返す夜干し梅      一灯

 蚊取り焚きけむの一筋畳はふ     菫

 白波や岩に砕けて野萱草    秦山

 白南風に古枝落して欅かな     三奏

 枝先の一輪落つる夏椿      ざぼん

 山門を蒲公英の絮潜り入る     陽一

 あぢさゐの毬の地につく宿雨かな    趣泉 

 緑陰やオープンカフェの白い椅子    素風


写真は「昼顔」別名「雨降花」 季語は夏です。
この掲載をUPしているとき秋田から訃報がとびこんできました。

外山純さんです。在校時代から校長先生時代まで、輝かしく人を引きつけるお人柄でした。
退官後は猫と健やかにお過ごしのことと思っていました。

残念です…心よりご冥福をお祈り申し上げます。    素風


6月句会(投句)より

桑いちご亡き友偲ぶよすがかな     千舟

銀婚式迎へし子等や五月晴       善朗

紫陽花や花にも葉にも雨の玉      禮泉

数かぞへ一喜一憂軽の子に       一灯

桑の実や少女の頃に甘酸っぱ      菫

新緑の山道遙か九十九折        秦山

梅雨晴間カルガモ親子隊をなす    三奏

青嵐や児童裸足の組み体操      ざぼん

ダービーや靡(なび)く日の丸人いきれ     陽一

筑波嶺に黒雲垂るる走り梅雨      趣泉

雨湿りむっちり蟇(ひき)ののそりかな    素風

本日梅雨明け!なんと例年より22日もはやいそうです。
東雄句会の耿甫さん愚兎さんお二人の先輩が只今闘病中です。
この夏は少しでも優しくあって欲しいと願わずにおられません。

添付写真はウチワサボテンです。サボテンは漢字では仙人掌と書きます。
ウチワサボテンは団扇仙人掌となります。

5月句会(投句)より

人影に寄り来る鯉や未草     千舟

蚕豆の走り皮ごと食ふが好き    善朗

夏の日の高きに細る塀の影      禮泉

夕暮れのぼうたんひそと香をも閉す  一灯

ルビーの如畦に散りばめ蛇苺      菫

水楢の青葉若葉の山墅かな   秦山

嵐去り陽ざしのぞきて春の虹    三奏

幹太く枝の広ごり若楓     ざぼん

洗濯のタグ付けたままクールビズ    陽一

段段の代田の面を日の移り      趣泉

卯の花の零るるまでに咲きにけり     素風

添付写真はラズベリーの花と果実と天道虫(てんとうむし)です。
天道虫は夏の季語…黒地に赤の星・赤地に黒の星など星の数も
数々?あってその種類は多種になります。残念なのは農作物には害虫となります。

   翅割っててんとう虫の飛びいづる          髙野 素十(たかのすじゅう)

があります。「ホトトギス」の同人であった素十は私の好きな俳人で…ひそかに 素の一文字を頂戴したのです。ほかに

   甘草の芽のとびとびのひとならび

  泡のびてひと動きしぬ薄氷    等もあります。  heba(#^0^#)/ne  素風

4月句会(投句)より

杓を持つ幼に手添へ甘茶仏   千舟

春風や祖父母ふらりと来て去れり   善朗

聞こえ来るハンドベルの音復活祭   禮泉

辛夷咲く復興の道半ばなり   愚兎

春宵や暫し佇む小江戸橋   一灯

声をかけかけられて摘む春野かな   菫

庭隅に咲く花水木四代目   秦山

葉桜や静かに流る隅田川   三奏

ムスカリの傘半開き雨止まず   ざぼん

寒戻る今朝は女性の運転士   陽一

雉鳴くや朝靄揺るぐ畑の中   趣泉

花冷えややせ我慢張るカフェテラス    素風

添付写真は日除けに植た半鐘蔓です・・・可憐な花が半鐘の形をしているからついた名前です。
いつもより早い花時ですが丈夫なのがなによりの狭庭の一員です。

   heba(#^0^#)/ne    素風

3月句会(投句)より

沼尻に群れて声なし残り鴨    千舟

青春と言ふ遠き日よ梅開く     善朗

地に伏して接写でねらふ犬ふぐり    禮泉

凍空の月食見上げ寝もやらず     愚兎

梅散るや青鮫残し兜太逝く     一灯

剣の如山の宿坊大つらら     菫

通勤路花壇の隅に馬酔木咲く     秦山

蓬もち食めば広ごる野のかほり    三奏

ひとつふたつみつつと見つけ蕗の薹    ざぼん

犬ふぐり土竜の土を被りけり     陽一

草の芽の足裏弾く野道かな     趣泉

雪原に小さき足跡交差せり     素風

2月  秋商の級友が秋田市民市場のご近所で、スナックをはじめて40年そのお祝いパーティーに出席すべく「こまち」にて帰秋。
盛岡を過ぎて雫石・田沢湖あたりになると豪雪地域となる。今冬はことのほか雪が深く2月が終ろうという時節にもたっぷりの雪が残っていた。掲句は車窓からの眺めを楽しんでいての一句。野兎でしょうか小さく深い足跡が、キズ一つ無い雪原のまん中で交差していました。
おとぎ話のような状景に心が浮き立ちました。 

もうひとつ

添付の写真は私が住む船橋の奥には僅かに残る風習「藁蛇」があります。
2月の初午のころ新しく編んだ藁蛇を古いのと交換し、村を厄や疫病から守ってもらうのです。
なんとも素朴な風習ですが…ガッツリと婆さんになった私は心からこの藁蛇に手を合わせるのでした。

 

  heba(#^0^#)/ne    素風

2月句会(投句)より

女児男児声の揃ふや福は内     千舟

差し上げし柚子ジャムとして頂けり    善朗

冴ゆる月食われし月は美事かな     愚兎

春日射す緩和ケア階友見舞ふ      禮泉

インド史の授業ノートに冬の蠅      一灯

里山のふくらみほどく蕗の薹     菫

裂氷音湖面の中を御神渡(おみわたり)   秦山

道端にちょこんと座して雪だるま    三奏

立札に花菜の種を蒔きとあり      ざぼん

外出の妻を気づかふ余寒かな     陽一

村里の灯りを抱き山眠る      趣泉

老い猫を日溜に抱く春隣     素風

寒い寒いと身体を縮めているのに、自然はいつものとおりです。

沈丁花の花芽は紅色をみせて、今にも開きそうに膨らんでいました。

  heba(#^0^#)/ne   素風

1月句会(投句)より

山杖のさぐる落葉の深さかな    千舟 

老いし身の爪切ることも年用意   善朗

空っ風遠富士けふも凜と見ゆ    耿甫

冬霞鳥の群消ゆ運河かな      愚兎

兄と酌む故郷(くに)の銘酒や鳥総松    一灯

投げ入れの蕾ほどきて寒椿    菫

行き暮れて築地塀(ついじべい)越し梅一輪    秦山

澄みきりし空気揺るがし除夜の鐘   三奏

庭隅の枝切り葉付き柚子飾る   ざぼん

小寒や波しぶき荒磯に散り   陽一

ふるさとの身近となりし寒の入   趣泉

一片の雲が邪魔する日向ぼこ   素風

  新年明けましておめでとう御座います。

 毎年初詣に行く東京大神宮は若い人たちでいっぱいです。

 今年も穏やかに過ごせますように・・・と

 家内安全・商売繁盛  凝縮できる日本語ってすごいと思います。

 添付写真は庭にやってくる目白のつがいです。この時期目白は仲良しつがいです。

  heba(#^0^#)/ne   本年も宜しくお付き合い御願い致します。     素風

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