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1. |
秀麗の山 鳥海は
久遠くおんの雪の 影浄かげきよし
浩滔こうとうの水 雄物川
永遠とわに流れて 色深し
この精霊の 気を亨うけて
清浄しょうじょうたりや 矢留城
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5. |
高く掲ぐる 商神は
健児の意気の象徴しるしかな
ああ青春の 血に燃えて
朝夕仰ぐ 学舎まなびやの
心の故郷 「秋商」を
いざや謳うたわん 諸共もろともに
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2. |
義勇ぎゆうを誇ほこる 千秋の
その城南の 学舎まなびやに
巷ちまたの塵ちりを 低く見て
向上の意気 弥高いやたかく
図南となんの翼 養やしなえる
健児けんじ雄々おおしき 姿かな
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3.
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名も太平の 峰の
上えに
燃ゆる希望の 旭日あさひ影かげ
老松ろうしょう暮るる 城頭に
永劫えいごう告つぐる 北斗星
崇たかき啓示けいじを 身に浴びて
自彊じきょう息やまざる 健児かな
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4. |
漲みなぎる覇気はきを 染め抜ける
旗幟しき鮮あざらけし 自治じち正義せいぎ
校風四方よもに 香かぐわしき
この学舎に 睦むつび合う
健児五百の 渾身こんしんに
愛校の血ぞ 波打てる
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